dra00
ドラゴンボール-神龍の謎-
1986年11月27日バンダイより発売。開発元はトーセ。
当時も現在でも知らない人はいない「ドラゴンボール」のゲーム化。

基本はトップビュー型のアクションゲーム。ボス戦はサイドビュー。体力制。
ステージは全14章。

本作はまだZ戦士もいないし、バトル漫画ではなく冒険活劇だった頃のシナリオで、原作で言う所の6巻の頭あたりまでがベースとなっている模様。
原作コミック6巻が発売されたのは、本作の3ヶ月半ぐらい後なのだけど、この当時は現在と違い雑誌とコミックの刊行ペースがかなり離れている時代でした。コミックにできる量が溜まってから半年近くは待つ必要があったかと。

アニメ作品のゲーム化なので当然原作からの改変もあり、天下一大武道会がカンフー大会に、マッスルタワーがコンペイ塔になっていたりします。バトル漫画にシフトする前の作品なので、まさか天下一大武道会が何度も開催されたりするなんて想像外だったのでしょう。

体力制のアクションという事自体は珍しくないけど、何もしなくても体力が減っていくので、後の面に行けば行くほど体力がしんどくなっていきます。
回復手段はホイポイカプセルからのランダムアイテムのみで、面クリアでは回復しません。主人公である悟空の空腹を表現しているんだと思いますが、この仕様により本作は難易度が極大化していて「クリアできないゲーム」として名を馳せていました。


GIF画像
このよ〜は〜 デッカイ 宝島♪ そうさ〜 いっまこそ アドベ〜ン〜チャ〜♪ 
ファミコンのドラゴンボール。おっさんの周りでも持っている友人結構いました。これとおばけのQ太郎ワンワンパニックって、なんか知らないけど2人に1人は持っていたような気がします。で、当時両方共にクリアしたという人を聞いた事が無いゲームでした。当然おっさんもクリアしたことがありませんでしたよ。コンティニューの回数制限はないんだけど、11面以降になると先に進んでも11面からの再開にになるんですよね。なので14面までの道のりはとても遠かったんです…

操作性は当時のゲームとしては普通だと思うんだけど、敵は8方向から攻撃できるのに、悟空は4方向にしか攻撃できないのでストレスが結構溜まるんですよね。
みるみる減っていく体力を回復しようにも、ホイポイカプセルが出てこなくて苦労するし、カプセルが出てきても、そこから回復アイテムのケーキか肉が出るのはランダム。カプセル自体も小部屋にある極少数を除いては、ザコ敵からのランダムドロップを狙う必要があるわけで、しかもそのザコ敵は一度倒すともう出てこなくなるという仕様… うん。まあ、平たく言うとバランス調整が完全に破綻してるんですよ。真面目にやるとストレスという4文字とワルツを踊る羽目になります。
今回も結構頑張ってみたのですが、おっさんの腕ではどうしても無理だったので、チートで体力値を200に固定して無理矢理クリアしました。鶴仙流ですよ。どどん波バンザイ(笑)


GIF画像
ゲームとして面白いのは、1回目の神龍登場のあたりぐらいまでで、それ以降は修行と割り切れるなら、本作も結構面白いゲームなのかなぁと。おっさん的には亀仙人のじっちゃんと共にギャルのパンティーにぽわぽわするあたりで満足しておくのがベストだと思います。

まあ、そのようなカンジで今回ドラゴンボール神龍の謎をクリアしてみました。自力と言うにはチト問題はありますが、子供の頃クリアできなかったので、これはこれで満足しています。
ドラゴンボールのゲーム化は、本作以降はアクションゲームではなくカードバトルゲームっぽいカンジの物がしばらく続いていたような記憶がありますが、そちらはあまりワクワクしないので紹介はどこかのZ戦士に任せます(笑)


dra03

ブログランキングに参加してみました。気が向きましたら下のバナーのクリックをお願いします。
0001  0000