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1986年の年末12月19日、任天堂より発売。
86年はディスクシステムが発売された年でもあり、任天堂からのディスクタイトルとしては(ROM版からの移植を除いて)6番目の作品。

サイドビュー視点のアクションゲームで、縦スクロールエリア、横スクロールエリア、1画面スクロール式の迷路とで成り立っている。
最終ステージを除いて、各ステージは4つに区切られていて、ステージの最後のエリアは迷路になっており、そこにいるボスを倒すことでステージクリアとなる。
冥府界(縦面)、地上階(横面)、天空界(縦面)とあって、最後がメデューサの神殿という流れ。

体力制を採っているが、この手合のアクションゲームの基本通りに穴への落下は即ゲームオーバーとなる。一応落下死救済用アイテムも用意されているので、他のアクションゲームと比べると、そこまで脅威を感じるほどでもない。

ギリシャ神話がモチーフとされており、敵や味方キャラクターの名称に使われているが、名前が借りられているだけで、神話のイメージとは程遠いキャラになっているものも多数見掛けられる。
ちなみに、パルテナという名称はオリジナルだが、メデューサとも関連のある戦いの女神アテナをイメージしていると思われる。

2004年ゲームボーイアドバンスに移植。
2012年3DSに続編として新・光神話 パルテナの鏡が発売されている。

日本では未発売だが、北米・欧州では1991〜1992年に Kid Icarus: Of Myths and Monsters 名のゲームボーイの続編がある。(2012年より3DSのバーチャルコンソールで配信されているが日本語へのローカライズはされていない)



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当時、友人がやっていたのを何度か見たことがあるんだけど、自分でやったことがなかったんですよね。ファミコンのディスク版のゲームって、おっさん的にはそんな感じでまだプレイしていないタイトルだらけだったり。メトロイドもまだだし、村雨城もまだ未プレイ。もったいない。
というわけで、今回はファミコンディスクシステムの初期の有名作品であるパルテナの鏡をプレイしてみました。

おっさんのパルテナのイメージは、なんとも間抜けなBGMで子供を呼ぶナスビ(※ナスビ使いと死神を同一視していた)のイメージが強く、「てって てってれってて〜 てって てってれって♪」ってフレーズだけは記憶に強く残っていたんですよね。当時の友人が嫌そ〜な顔で対処していたような記憶がなんとなく残っているんですけど、うん。今回のプレイでおっさんも散々嫌な目に遭いました。ちょうど面倒くさい位置に陣取っているんですよね。なかなか意地悪だなぁって思い知りましたよ(笑)

操作はジャンプ着地時に若干の慣性が乗る感じ。妙な重さも無いし、ジャンプ中の操作もそこそこ効く。86年製のゲームだと考えれば操作性はかなり上々な部類だと思います。ライフ制なので一撃死が無いところもいい感じでした。

ショップもあるんだけど、体力が尽きた時に自動で1ブロック分体力が回復するアイテムや、穴に落下しても1度だけ無効にしてくれるアイテムだとか、なんともおっさんのようなヌルゲーマーの為にあるようなアイテムがあって、ホント至れり尽くせりです。多少値は張りますが、本作は値切りの裏技があるので大丈夫ですし(笑)



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まあ、そんなわけで、セーフティネットも充実していて結構気楽にできる本作なのですが、プレイしていていくつか気になる点も。
体力回復が間に合わないんですよね。まあ、おっさんが下手なのもありますが、敵が体力回復アイテムをレアで出してくれたらなぁって何度も思いました。
もうひとつは、お店で値切れるとは言え、やっぱりどこかで稼ぎが必要なんですよね。
最後に、ステージ最後エリアの迷路が難易度が高いって部分。攻略本でもいいけど、これメモなりマップなり自分で作るかしないとクリアできないよね? 当時から任天堂はメインターゲットをキッズに絞り込んでいる企業でしたが、この迷路部分の造り込みだけはどう言い繕うもないぐらい底意地が悪いなあって感想しか出てこなかったです。

雨あられと降ってくるナスビ、ひたすらに騒ぎ続ける死神、そして盗まれていくホーリーボウ…
庭師ピット君は女神パルテナを無事助けることができるのか?
次回、光神話パルテナの鏡、最終回「ヤラレチャッタ」
エンジェランドの未来は明るい… はず。多分。きっと(笑)



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