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1990年12月16日発売。発売元エニックス、開発元クインテッド。
ジャンルは横スクロールアクションとシミュレーション。ゲーム内でアクションパートとシミュレーションパートに分かれている。

エリアが6つと最終エリアがあり、各エリアは、入植のためのアクションパート、土地攻略のためのシミュレーションパート、その土地の災厄の元を断つアクションパートの3本のパートで成り立っている。
6つのエリアをクリアすると、魔王の本拠地である最終エリアが出現。最終エリアはアクションパートのみで、それまでのボスとの連戦になる。

BGMはマイコン界のサウンドクリエイターで有名だった古代祐三が担当。
FINAL FANTASYで音楽を担当していた植松信夫が、そのレベルの高さに衝撃を受けたという話は有名らしく、同業者からしてもBGMの評判が高かったらしい。
オリジナル・サウンドトラック版とアレンジ版の2種のCDレーベルが発売されていた模様。

続編として93年10月に「アクトレイザー2 沈黙への聖戦」が同社同開発元から発売されている。
なお続編ではシミュレーションパートは無くなった模様。


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昔からなんか知らないけど、アクトレイザーっておっさん的にはアルカエストと混同してしまうんですよね。「ア」しか合ってないのに何でなんだろ? アルカエストはスクエア発売のHAL研究所開発なので元が違うし、そもそもジャンルも違うゲームなんですよね。どこで紐付いちゃったんだろ?

まあ、いきなり関係あるのかわからない所からスタートですが、今回はアクトレイザーを初めてプレイしてみました。てっきりプレイ済だと思っていたんだけど、微塵も記憶になかったってことはアルカエストと勘違いしていたって事なんでしょう。うん。やった事なかったわ…

アクトレイザーといえばSFC最初期の頃の有名タイトルですね。巷では「神ゲー」として名が通っているようです。おっさん「神ゲー」「糞ゲー」って表現は、同じ理由であまり好きじゃないのでしない方なんですけど、このゲームは紛うことなき「神ゲー」です。だってプレイヤーキャラが「神様」だし、シミュレーションパートで天災や奇跡を起こしちゃうし、さすがにおっさんでも神ゲーと表現するにやぶさかではありません(笑)

そんな神ゲーなのですが、やはり神の視点というのは凄いですね。攻撃魔法ってレベルではなくて天変地異のレベルなんだもん。雷を落として岩山を砕いたり、太陽で照らして湿地を乾かしたり、地震を起こして土地を隆起させたりするんですよ。そんじょそこいらの勇者様程度なんかとじゃスケールが全然違いますって。

まあ、そんなわけで本作をプレイしていて一番目だったのは、やはりシミュレーションパートでした。(ゲーム内ではクリエイションモードって名前だったけど)
英雄や勇者としてという話ならよくあるゲームなんだけど、本作は神の視点で民草を導くという一風変わったシミュレーションを楽しむことができるんですよ。もっとも民草を導くのは、信仰心を集めて自分の力を増して、前回負けてしまった魔王とその手下を征伐するって目的があるんですけどね(笑)

このシミュレーションパート、おっさん的にはなんか農業に似てるよなぁって思いながらプレイしていました。
信仰心を集めて力にするため、天変地異の奇跡を用いて土地を開拓して人口を増やすって開墾と種まきだし、人々の要望に耳を傾けるって雑用メンテナンスだし、悪霊の巣を叩くって害虫駆除だし。プレイヤーによっては、葉っぱの間引きをして成長を促すがごとくに、大地震を起こして一時的に土地家屋人口を壊滅状態に追いやるみたいだし。もう、やってる事は農業だよなぁと。ただ、作物銘柄がヒューマンだという部分に倫理的な何かを感じはしますが、そこをいちいち気にしていたら本作はプレイできないんで放置です(笑)

シミュレーションパートの難易度は結構低く、時間さえ掛ければ誰でもクリアできるレベルだと思います。適度に地震起こして低文明の時に開発された土地を更地から育て直さなくても、エリア内の空いたマスが家なり畑なりで埋まれば必要十分の強さになるので、こだわりプレイでもしない限り気軽に神様気分を満喫できるかと。あいむごっど! おぅいえ〜!


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対となるアクションパートのほうは… おー。神すげー! とか言いながらプレイしていたシミュレーションパートとは違って、まあ、その、アクションゲームだったなぁという感想しかなかったです。ゲーム的には本来こちらのほうがメインパートでなければならないんですけどね。
蟻地獄や水晶龍みたいなボスは、その綺麗さや滑り落ちるギミックなんかで、ファミコンとは違うなぁって目を引いたんだけど、アクションとしておっさん的には肝だと思っている操作性が本作ではイマイチだったんですよね。剣を振る速度は遅いし、ジャンプ力は遊びがないので、画面は綺麗だなぁって思える反面爽快感が足りなかったと、おっさん的には思いました。ホント見た目はすごく良いんですけどね。

時期的なものを交えて考えてみれば、本作はローンチタイトルではなかったもののSFC最初期のソフトなんですよね。スーファミ4番目のゲームだし。グラフィックの強化や、拡大縮小や回転のエフェクト、BGM面を含めた音源の強化など、ファミコンとの違いをまざまざと見せつけることには成功したんじゃないかと思います。誰が見てもゲームハードは進化したんだぞ! スーパーファミコンはファミコンとは大違いなんだぞ! って意気込みを感じる、そんなゲームでした。

最後に、アクトレイザーの発売は年末商戦ただ中の12月16日発売だったんだけど、ローンチのスーパーマリオワールド、12月21日発売のグラディウスIII、同日21日発売のファイナルファイトに囲まれて、一体どれぐらいの奮闘だったのだろうか、おっさん的にはちょっと興味があります(笑)



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