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 惑星グラディウス…。太陽系から遥か彼方の遠い宇宙に存在する惑星…。

 地軸は太陽に対しほぼ水平を維持し、惑星の北半球は一年中太陽の恩恵を受けているのに対し、南半球は常に闇に閉ざされていた。
 この星を母星とするグラディウス帝国は人口約20億人、惑星の周囲には7つのネオ・スペースプラントと呼ばれる植民星を持っている。  帝国の主要機能は当然太陽の当たる北半球に位置し、南半球の開拓はほぼされていなかった。

 惑星の南半球にはリーク人と呼ばれる少数種族が存在。彼等は常として原始的な生活を営んでいるが、リーク・パワーと呼ばれる強力なサイコパワーを有し、その能力はあらゆる動力機器及び生体エネルギーとして利用が可能である事が知られていた。
 しかしそのリーク人は、雑種多様な宇宙線に耐え難い体質を持ち、彼等は南半球に居住を求めざるを得なかった。帝国政府は彼等を原始的な種族として忌避し、認知を拒否してきた。

 グラディウス暦6644年、亜時空星団バクテリアンとの戦いで勃発した”北十字戦記”いわゆる第一次プラネット・ウォーにより、惑星グラディウスは惑星全体の65%もの甚大な被害を被った。その被害の大半は北半球に集中したが、当然南半球にも全体から比べればわずかながらとは言え相応の被害を受けた。
 帝国政府は迅速に復旧に着手するが、その復興の手が南半球に及ぶ事は全く無く、少数種族であるリーク人は最終的に8名を除き死に絶える結果となった…。

 グラディウス暦6645年、リークパワーの分析と利用価値に関する報告書が帝国宇宙科学庁により帝国議会に提出。その圧倒的な能力の高さにより、帝国政府は一転してリーク人保護政策を打ち出し、大掛かりなリーク人実態調査を実施した。
 しかし、帝国政府に不信感を拭えないリーク人達は、帝国宇宙軍への参加を志すジェイムズを除き、間もなく帝国政府のもとを去った。

 グラディウス暦6647年、太陽の異変により、惑星グラディウス全星域で利用されている汎用エネルギー・リカベラー粒子の供給が不安定となり、代替エネルギー源としてリークパワーの応用技術の確立を急がれることとなった。
 一部のリーク人達の協力を得られ、概ね順調に研究は進行し、リークエネルギー生成システムの開発を成功。
 更にはリークエンジンを搭載した初の超時空戦闘機”ビックバイパー”を完成させるに至ったのだが、リーク人技術者とグラディウス人との間に対立を刻む結果ともなった。

 グラディウス暦6658年。第二次プラネットウォー”闇の女神戦”勃発。
 再度のバクテリアンの襲撃を受けるも、リーク人であるジェイムズ=バートンの搭乗する超時空戦闘機ビックバイパーをもって、激戦の末バクテリア軍の撃退に成功した。

 この戦いをもってリークパワーは大いに注目を集め、民間をも巻き込んだ開発競争が激化していった。そんな状況の最中、宇宙科学庁に初のリーク人技術長官が誕生した。
 彼、技術長官であるヴェノムの指揮の下、エネルギー効率を飛躍的に改善した”ハイパードライブシステムII”が完成。宇宙技術庁は最新鋭超時空戦闘機”メタリオン”の開発に着手した。


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 そのような状況の中、帝国政府はヴェノムの就任に対し微かな疑惑を持ち始め、ヴェノム長官周辺の調査を密かに実施した。時を同じくして宇宙科学庁内部のリーク人とグラディウス人の間にも、不和の空気が流れ始めていた。
 止まらない不和の流れはやがて大々的な反感へとなり、グラディス暦6664年、ついに宇宙科学庁長官ヴェノム博士を始めとする10名のリーク人達により、クーデターが勃発する結果となった。

 クーデターは皇帝ラーズ17世の手により鎮圧され、軍事裁判の判決を受けヴェノム博士達は惑星サードへと追放された。
 しかし、クーデターの影響による混乱は続き、翌6665年凶弾により皇帝ラーズが暗殺され、政府の後継者争いにより政局は混迷の色を深め、事態は最悪の方向に向かっていった。
 この間、ヴェノム等10名のリーク人達は、第三者の荷担により惑星サードから逃亡し、行方をくらました。

 グラディウス暦6666年、”サイレント・ナイトメア事件”発生。ネオ・スペースプラント7惑星からの通信が、何者かの侵略により一斉に途絶えた。同年後半、侵略の兆候は惑星グラディウス本星へと及ぶに至り、事態は更なる緊迫の度を増していった。

 軍部による必死な調査により、侵略者の正体が判明。侵略者はバクテリアンの手を借りて復活したヴェノム博士であった…。
 ヴェノムは、皇帝ラーズにより惑星サードに追放された後、バクテリアンの荷担を受け惑星シンへと脱出。そこをベースとして構え、7つのスペースプラントを侵略、軍事要塞として手を加えていくと共に、惑星グラディウス本星に手を伸ばしつつあった。
 バクテリアンはグラディウス本星進行の実現を狙い、ヴェノムの野望に目をつけ、リーク人の能力を最大限に引き出す為、彼等に大掛かりなサイボーグ手術を施して、彼に力を貸したのだ。


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 帝国政府はこれに対抗する為、元ビックバイパーのパイロットでありリーク人でもあるジェイムズ=バートンをパイロットに任命。まだシステムに不安材料が残るメタリオンをもって対処にあたった。

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